2009/03/23
東京国際アニメフェア2009
世界最大級のアニメ展示会「東京国際アニメフェア2009」(同実行委員会主催)が18日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。高さが約5メートルの「機動戦士ガンダム」壁画や、劇場版アニメ「崖の上のポニョ」のオブジェ、4月に公開を控えるアニメ「劇場版 天元突破グレンラガン 螺厳(らがん)篇」に登場するロボット「グレンラガン」のコスプレなどが会場を彩った。
「東京国際アニメフェア」は8回目で、見本市とイベント、アニメ作品を選定するコンペティションで構成される総合展示会。韓国や東南アジアなど海外の企業が出展を見合わせたため、前回の約290社から255社に大きく減った。一方で、国内のテレビ局やアニメ会社はほぼそろって出展、広さを示す「小間」は前回の735から759に増え、入場者数も過去最高の13万人を予想している。実行委員会事務局は「来場者の滞留時間も増えている。前回よりも確実に盛り上がっている」と話している。
一般公開日の20、21日には、最新映像の披露や声優のイベント目当てに来場者が殺到、「来場者の滞留時間も増えており、前回よりも確実に盛り上がっている」(実行委員会事務局)と言う通り、過去最高の入場者数を更新した。イベント自体は盛り上がったが、大手9社が「メーカー横断新作アニメガイド」を配布し、メーカーの“壁”を越えたようにアニメ会社は危機感を持っている。
その理由は、DVD販売の伸び悩みにある。テレビアニメのビジネスモデルは、テレビ放送によって幅広い人に視聴してもらい、DVDやグッズで収益を上げている。だが近年はDVDとブルーレイディスクの1巻あたりで10万本売れる大ヒット作が出る一方で、ファンの目に止まらなかったDVDは1巻あたり数千本で終わる「格差社会」構造になっている。
近年は趣味が多様化したことから、全体的に視聴率が下がる傾向にあるが、アニメも同様だ。フジテレビの深夜枠「ノイタミナ」のように「女性でも楽しめるアニメ」というコンセプトを打ち出して成功している事例もあるが、平日のゴールデン枠からアニメ番組はなくなりつつある。
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